地震

地震防災情報マップは、地震が発生した場合、
あなたのお住いの地域がどのくらい揺れるのか、液状化が発生する可能性があるかを色分けをして分かりやすくした地図です。
いざという時のために日頃から、強い揺れが想定される範囲、防災情報の入手方法・内容、避難の方法などを確認し、地震への備えに役立てましょう。

地震のメカニズム

 日本は、世界の面積の1%にもならない国なのに、世界の約10%の地震が発生しています。体に感じない小さな地震までいれると、いつもどこかで地震が起こっています。日本は世界で有数の地震国です。
 日本の周りでは、「ユーラシアプレート」「北アメリカプレート」「太平洋プレート」「フィリピ海プレート」という、4枚のプレートが複雑に入り組んでいます。日本は、このようにプレートがひしめき合っている場所にあるため、地震が多いのです。

 日本では、さまざまな場所で地震が起こっていますが、その場所や、起こる原因によっていくつかのタイプがあり、それぞれに特徴があります。代表的なものとしては、活断層で発生する地震や、プレート同士の境目付近で起こる海溝型地震があげられます。

  • 活断層で発生する地震

     海のプレートの動きなどによって、陸のプレート内に力が加わり、地震が発生します。
     この地震は、人が多く住んでいる場所のすぐ下で起こることもあり、その場合は大きな被害が生じます。平成7年(1995年)に発生した阪神・淡路大震災を引き起こした兵庫県南部地震もこのタイプの地震でした。

  • 海溝型地震

     海のプレートが陸のプレートの下へしずみ込む時に、陸のプレートの先のほうも下に引きずり込まれます。この陸のプレートがその力にたえきれず、元にもどろうとする時に地震が発生します。この地震は巨大地震となることがあり、津波をともないます。


防災情報マップを確認しましょう

 地震防災情報マップは、地震が発生した場合、あなたのお住まいの地域がどのくらい揺れるのか、液状化が発生する可能性があるのかを色分けをして分かりやすくした地図です。

 あなたのお住まいの地域の揺れの強さ、液状化が、どのくらいになるのかを確認しましょう。

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