◆高潮浸水想定マップについて◆
高潮により想定される浸水の深さは、既往最大規模の台風として、中心気圧を室戸台風級(昭和9年、室戸岬上陸時911.6hPa)とし、上陸時の気圧(910hPa)を保持したまま、伊勢湾台風級の移動速度(73Km/h)で、各海岸で潮位偏差が最大となる経路を通過する場合を想定しています。
また、高潮時の河川における洪水の流下を考慮し、海岸線だけでなく河川においても高潮の影響を受けて水位が高くなっている状況での氾濫を想定するとともに、堤防等の全ての防護施設は、外力が設計条件に達した段階で決壊することを基本とするなど、最悪の事態を想定しています。