防災マップ【ハザードマップの注意事項】ハザードマップは、地図の精度上誤差を含んでいます。表示されたベースマップ及び空間コンテンツは、土地や建物等の所有権や境界を示すものではありません。また、表示の有無、表示位置、範囲、形状について、現況との差異があることをあらかじめ理解した上で使用してください。ハザードマップは、提供データの完全なる正確性、確実性を保証したものでないため、内容を証明するものや申請その他資料として用いることはできません。高浜市は、「高浜市わが街ガイド」の利用によって発生した直接又は間接の損失・損害について、一切の責任を負いません。【ハザードマップ説明】〇地震ハザードマップ〈震度分布〉について地震ハザードマップ〈震度分布〉は、「愛知県東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査(平成27年12月修正、愛知県)」において想定した「理論上最大想定モデル」の震度階級の分布を表したものです。 「理論上最大想定モデル」は、南海トラフで発生する恐れのある地震のうち、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震を想定したもので、地震発生頻度は1000年に一度あるいはそれよりもっと低いものです。 地震対策を検討するうえで、主として「命を守る」という観点で参照するものです。〇地震ハザードマップ〈液状化危険度〉地震ハザードマップ〈液状化危険度〉は、南海トラフを震源とした巨大地震における液状化の可能性を表したもので、以下2つの調査結果を組み合わせて作成しました。 1.愛知県東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査報告書(平成27年12月修正、愛知県) 2.国土地理院が昭和40年に調査・作成した土地条件図をもとに、それ以降に行われた規模の大きい地形改変を反映し、液状化現象が起こる可能性がある土地条件(地形)を特定した結果 なお、シミュレーションの方法上、沿岸部や河川周辺の一部で着色されていない箇所がありますが、周辺に着色がある場合は同程度の液状化の恐れが想定されます。また、これ以外の着色されていない箇所でも液状化現象が発生する場合もあります。〇津波ハザードマップ津波ハザードマップは、津波防災地域づくりに関する法律に基づき令和元年7月30日に愛知県が指定した「津波災害警戒区域」における基準水位の分布を表したものです。 「基準水位」とは、津波が建物等に衝突した際のせり上がりを考慮したもので、津波の高さを示しているのではなく、その場所で浸水する深さを示すものです。 「津波災害警戒区域」は、最大クラスの津波が発生した場合に住民等の生命または身体に危害が生ずる恐れがある区域で、津波による人的被害を防止することを目的として指定しています。 なお、津波の河川遡上または堤防の破堤・護岸の倒壊により、内陸の河川沿いでも浸水が生じる可能性があります。〇土砂災害ハザードマップ 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(以下、土砂災害防止法という)に基づき基礎調査を実施して、土砂災害の恐れがある区域を「土砂災害警戒区域」、その中でも住宅などが損壊し、住民の生命または身体に著しい危害が生じる恐れのある区域を「土砂災害特別警戒区域」として愛知県が指定しています。 土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、大雨や地震のときには警戒避難が必要となる可能性があります。また、これらの区域外の箇所でも土砂災害の発生する可能性があります。〇洪水ハザードマップ〈高浜川(稗田川)・前川〉 洪水ハザードマップ〈高浜川(稗田川)・前川〉は、令和2年4月に愛知県が公表した高浜川水系及び前川水系について、想定し得る最大規模の降雨による洪水浸水予想図を示したものです。 洪水浸水予想図は、各河川の整備状況を勘案し、高浜川流域は24時間雨量770mm、前川流域は24時間雨量836mmの降雨に伴う洪水により河川が氾濫した場合の浸水の状況をシミュレーションにより予測したものです。 なお、このシミュレーションの実施にあたっては、対象外の河川の氾濫、シミュレーションの前提となる降雨を超える規模の降雨による氾濫、高潮及び内水による氾濫等を考慮していません。このため浸水が予想されていない区域においても浸水が発生する場合や、想定される水深が実際の浸水深と異なる場合があります。また、地図上の内水氾濫による浸水想定区域は平成16年8月に愛知県が公表したシミュレーション結果をもとに示したものです。洪水ハザーマップ〈矢作川〉 洪水ハザーマップ〈矢作川〉は、平成28年5月に国土交通省中部地方整備局豊橋河川事務所が公表した矢作川水系について、水防法の規定により想定し得る最大規模の降雨による洪水浸水想定区域、浸水した場合に想定される水深を示したものです。 洪水浸水想定区域は、地図作成時における矢作川水系の河道及び洪水調節施設の整備状況を勘案して48時間雨量683mmの降雨(1000年に一度発生するかどうかの降雨)に伴う洪水により矢作川が氾濫した場合の浸水の状況をシミュレーションにより予測したものです。 高浜市は矢作川の流域ではありませんが、矢作川の氾濫により市内の広範囲で浸水被害が発生することが予測されています。大雨が続く場合は、市内の河川だけでなく矢作川の情報にも注意しましょう。 なお、このシミュレーションの実施にあたっては、支川の(決壊による)氾濫、シミュレーションの前提となる降雨を超える規模の降雨による氾濫、高潮及び内水による氾濫等を考慮していませんので、この洪水浸水想定区域にしてされていない区域においても浸水が発生する場合や、想定される水深が実際の浸水深と異なる場合があります。〇高潮ハザードマップ 高潮ハザードマップは、水防法第14条の3に基づき令和3年6月に愛知県が指定した想定最大規模の「高潮浸水想定区域」における最大浸水深の分布を表したものです。 想定最大規模とは、中心気圧を既往最大規模の室戸台風級(昭和9年、室戸岬付近上陸時911.6hPa)とし、上陸時の気圧(910 hPa)を保持したまま、伊勢湾台風級の移動速度(73km/h)で、県内沿岸部に対し最も高潮による浸水の影響を与える最悪のコースを通過する場合を想定しています。